溺愛じゃなくて保護でした!?
求人広告の営業として前向きに働いていた熊谷朱夏が、思いがけない出来事で心を折られ、働けなくなったところから始まる大人の恋愛漫画です。手を差し伸べるのは、もともと隣人だったペットシッター。タイトルは甘い「溺愛」を思わせますが、入口にあるのは弱った相手の暮らしを支える「保護」です。朱夏が立ち直っていく過程と、日常の距離から少しずつ変化する二人の関係を読みたい人に向きます。
作品情報
- 作者
- 著者:コタニヨーコ
- 出版社・レーベル
- 双葉社 · ジュールコミックス
あらすじ
求人広告の営業として前向きに働いていた熊谷朱夏は、ある出来事をきっかけに仕事を続けられなくなる。仕事に力を注いできた彼女が立ち止まった先で始まるのは、思いがけず誰かに守られる生活。挫折で揺らいだ気持ちと日常を立て直しながら、人との距離が変わっていく様子を描く恋愛コメディ。
見どころ
甘さより先に「保護」が来る
恋愛の高揚感だけで押すのではなく、心が折れて生活のリズムまで崩した朱夏を支えるところから関係が始まります。「溺愛」というタイトルとのズレが、二人の距離感を読むポイントです。
仕事で折れた主人公の再出発
朱夏はもともと仕事に前向きな人物として描かれます。だからこそ、働けなくなった後にどう日常を取り戻すかが恋愛と並ぶ軸。仕事や生活の立て直しを含む大人の恋愛ものが好きなら入りやすいです。
隣人から始まる近い距離
手を差し伸べる相手は、突然現れた王子様ではなく元から身近にいた隣人のペットシッター。劇的な出会いより、生活圏が重なる二人の関係が変わっていくタイプの恋愛を楽しみたい人向けです。
読み味・購入判断
テンポ
序盤で朱夏が仕事に打ち込み、心を折られて働けなくなる転機までを示したうえで、以後は生活を立て直す時間と隣人との距離の変化を追う読み方が合います。大事件を畳みかけるというより、日常の回復と関係性をじっくり見るタイプです。
感情の重さ
主人公が仕事を続けられないほど心を折られるところから始まるため、序盤にはしんどさがあります。ただし作品選びの軸は苦境そのものより、弱った時期を支えてもらいながら日常を取り戻していく過程に置くと判断しやすいです。
購入判断
甘い溺愛だけを最初から浴びたい人より、仕事でつまずいた大人が身近な相手に支えられ、生活と恋愛を少しずつ立て直していく話を読みたい人向けです。タイトルの甘さより「保護」と再出発の比重に惹かれるなら候補に入れやすいです。
読む前に知っておきたいこと
- 仕事上の出来事をきっかけに主人公が心を折られ、働けなくなる描写があります。
相性チェック
仕事一辺倒だった女性が、挫折を境に『守られる側』になるところから始まる恋愛コメディ。
合いそう
- 仕事に頑張りすぎた主人公が立ち直っていく物語を読みたい
- 恋愛だけでなく生活の立て直しや支え合いも描く作品が好き
合わないかも
- 主人公が仕事を続けられなくなる出来事から始まり、職場での挫折や心の傷を扱う
