CARRIER キャリアー
ウイルスの拡散で人口が激減し、感染を経て異能を持つ「キャリアー」と生き残った人類が共存する近未来を舞台にしたSFサスペンスです。中心になるのは、探偵モックスと少年エディ。能力バトルを前面に出すより、箱詰めのバラバラ遺体遺棄事件を追う捜査ものとして始まるのが特徴です。荒廃した世界設定、異能者と人間の関係、犯罪事件の謎を一緒に味わいたい人に向きます。
作品情報
- 作者
- 著者:NAVAR
- 出版社・レーベル
- 講談社 · 別冊少年マガジン
あらすじ
人間の遺伝子に変異をもたらす感染症を経て、異能を持つ『キャリアー』と感染を免れた人々が共存する近未来。キャリアーの探偵モクスは、相棒の少年エディとともに失踪事件を追う。捜査を進めるうちに犯罪組織の計画が浮かび上がり、二人は特殊な社会の裏側に関わる危険へ踏み込んでいく。
見どころ
異能バトルより探偵サスペンス
「キャリアー」という異能者がいる世界ですが、入口は探偵モックスと少年エディによる事件捜査。特殊能力は謎へ切り込むために使われ、SF設定と犯罪サスペンスが結びついています。
ウイルス後の社会そのものが謎
人口が激減した後、キャリアーと生き残った人類が共存する社会が舞台です。事件だけでなく、世界がどう変わり、人々が異能者をどう見ているのかも背景として効いてきます。
犯罪・遺体描写は軽くない
公式紹介の時点で箱詰めのバラバラ遺体遺棄事件が提示されます。明るい能力ものを期待するより、死や犯罪を含む近未来ミステリーとして選ぶ方が作品との相性を判断しやすいです。
読み味・購入判断
テンポ
探偵モックスと少年エディが遺体遺棄事件を追う捜査が入口なので、事件の手掛かりと近未来の社会設定を並行して拾う読み方になります。軽快な能力バトルを連続して楽しむより、世界の異常さと事件の謎を少しずつつなぐSFサスペンス寄りです。
感情の重さ
人口激減後の荒廃した世界に加え、箱詰めのバラバラ遺体遺棄事件が物語の導入として明示されています。死や犯罪をかなり直接的に扱うため、気楽なSFよりも暗い事件ものを読めるタイミングで選ぶ方が合います。
購入判断
異能者がいる近未来世界そのものより、探偵捜査と犯罪事件を軸にSF設定を味わいたい人に向きます。反対に、能力バトル中心の爽快感や明るい冒険を期待しているなら優先度は下げた方がよく、遺体事件を含む重さを許容できるかが購入判断の分岐です。
読む前に知っておきたいこと
- 箱詰めのバラバラ遺体遺棄事件を扱います。
- ウイルス拡散後の人口激減と荒廃した社会が舞台です。
- 犯罪や死を含む暗い題材があります。
相性チェック
異能者と普通の人間が共存する近未来を舞台に、探偵コンビが失踪事件を追うSFサスペンス。
合いそう
- 特殊能力を持つ人々が社会に存在する近未来SFを読みたい
- 探偵コンビの事件捜査と陰謀を追うサスペンスが好き
- 少年漫画らしいアクションとミステリーをまとめて楽しみたい
合わないかも
- 感染症による社会変化、失踪事件、犯罪組織など不穏な題材が物語の中心にある
