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川辺のエヴァと異人たち の表紙

川辺のエヴァと異人たち

『川辺のエヴァと異人たち』は、事故で生死をさまよう少女の魂が“三途の川”のほとりへ迷い込み、奪衣婆の手伝いをしながら自分の肉体へ戻る術を探す、あの世の少し手前を舞台にした物語。川辺には死者が捨てた執着物が流れ着き、少女はそこでさまざまな未練を抱えた人々と出会います。

作品情報

作者
著者:猪川朱美
出版社・レーベル
朝日新聞出版 · Nemuki+コミックス
状態
連載中
巻数
既刊1巻

あらすじ

事故で生死をさまよう少女の魂は、肉体の痛みから離れるように幽体離脱し、三途の川のほとりへ迷い込む。記憶を失った少女は川辺を管理する奪衣婆に保護され、自分の身体へ戻る方法を探す間、死者が残した執着物を扱う仕事を手伝うことに。未練や執着を抱えた人々との出会いを描くオムニバス調のファンタジー。

見どころ

三途の川を“働く場所”として描く

奪衣婆に保護された少女が川辺の清掃を手伝うという設定から、死後世界を怖がらせるだけでなく生活感のある場所として見せます。

未練と執着をめぐる5つの物語

第1巻には再び三途の川へ来た男や、早逝した夫を待つ妻など、死者と残された人の執着をテーマにした5話を収録しています。

主人公自身も記憶を失っている

少女は自分が何者なのかを忘れており、他人の未練に関わりながら自分が戻るべき場所も探していきます。

読み味・購入判断

テンポ

第1巻は一つの未練や執着を扱うエピソードごとに区切りがあり、主人公自身の謎を縦軸にしながら読み進める構成です。

感情の重さ

死、事故、早逝、残された人の未練を扱うため題材は軽くありません。一方、出版社は第1巻をハートフルストーリーとして紹介しており、恐怖だけを狙うホラーではありません。

購入判断

死後世界や怪異の設定、人の未練を解きほぐす短編連作、怖さと温かさが同居する作品が好きなら向いています。死や喪失を扱う話を避けたい時には注意が必要です。

読む前に知っておきたいこと

  • 事故、生死をさまよう状態、死者や三途の川を扱います。
  • 早逝や残された人の未練を題材にしたエピソードがあります。

相性チェック

三途の川のほとりで、記憶を失った少女が死者の未練や執着に触れていくハートフル寄りの死後世界ファンタジー。

合いそう

  • 死後の世界を怖さだけでなく人の未練や思いを描く舞台として楽しみたい
  • 一つの大事件より複数の人物の人生に触れるオムニバス形式が好き

合わないかも

  • 生死をさまよう少女や早逝した人々など、各話で死や別れを扱う題材が含まれる