あちこちゆらゆら
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それでも僕たち友達だよね? の表紙

それでも僕たち友達だよね?

孤独な男子高校生が、好きなアニメをきっかけに初めての友達を得るところから始まる学園人間ドラマ。喜びに満ちた出会いを入口に、友情という呼び名では整理しきれない執着と依存へ踏み込んでいく作品です。

作品情報

作者
菊屋あさひ
出版社・レーベル
ぶんか社 · comic RiSky(リスキー)

あらすじ

人付き合いが苦手な高校生・碧にとって、子供向けアニメは沈みがちな日々を支える大切な居場所だった。同じ作品を好きだという人気者の成に話しかけられ、碧は初めて得た友達へ急速に心を預けていく。しかし、二人を結ぶ親しさは穏やかな友情だけでは収まらず、互いを手放せない危うい関係へ形を変えていく。

見どころ

救いが危うさへ変わる

碧にとって待望の友達である成が、心の支えであると同時に逃れにくい関係の中心にもなっていく構図が見どころです。

明るい趣味との落差

子供向けアニメという楽しい共通点が、二人の重い感情を浮かび上がらせます。親しみやすい入口と不穏な展開の対比が鮮明です。

友情という言葉の圧力

二人が関係を友情として保とうとするほど、その言葉からはみ出す感情が目立ちます。題名の問いが物語全体の緊張を支えています。

読み味・購入判断

テンポ

共通の趣味を通じた出会いから感情の傾きへ早めに焦点が移るため、導入は入りやすく、その後は二人の距離の変化を追う緊張感のある読み味です。

感情の重さ

孤立や自己否定を抱える人物が初めての友達へ強く依存し、相手からも歪んだ感情を向けられるため、心理的な負荷は高めです。軽い学園友情ものを求める時には向きません。

購入判断

友情と執着が混ざり合う関係性を主題にした作品を読みたいなら候補になります。BOOK☆WALKER掲載版は巻数表記のある単行本で、出版社公式には分冊版やコミック誌収録との重複購入注意があるため、購入前に手持ちの版を確認してください。

読む前に知っておきたいこと

  • 孤立と自己否定
  • 依存的な友情
  • 歪んだ愛情
  • 心理的に息苦しい関係
  • 収録版の重複購入に注意

相性チェック

初めての友情が救いから執着へ傾く過程を見届けたい人向けの、心理的な緊張感が強い学園ドラマ。

合いそう

  • 親密さと依存の境界が揺らぐ人間関係ドラマを読みたい人
  • 明るい共通の趣味と不穏な友情の落差に惹かれる人
  • 男子高校生二人の感情が歪んでいく過程を重視する人

合わないかも

  • 健全で爽やかな友情物語を期待すると方向性が大きく異なる
  • 孤立、自己否定、執着、歪んだ愛情を中心に扱う
  • 心理的に息苦しい関係性や痛みを伴う表現が苦手な人は注意